●災害ボランティアを志す人へ「いま私たちにできること」から始めよう (2011年06月26日)
国立教育政策研究所の社会教育実践研究センターが、東日本大震災の復旧・復興を支援する社会教育活動のために、災害ボランティアに関する特別番組「いま私たちにできること」を制作しました。
災害ボランティアを志す人、災害ボランティアの活動を支援する地方自治体や社会教育関係団体等を対象に、「災害ボランティアセンターの役割」、「はじめてのボランティアのためのアドバイス」などについて、全国体験活動ボランティア活動総合推進センターコーディネーターの興梠寛氏が解説しています。
災害ボランティアセンターの役割とは、災害に負けない地域づくりや防災・減災活動、ボランティアの応援を必要とする人・地域の組織・行政機関などへの協力、ボランティアをしたい人・組織への情報提供やアドバイスを行なうことです。
はじめてのボランティアのためのアドバイスとしては、ボランティアとして何ができるか、計画づくりのチェックポイント、ボランティア活動先をさがすための基礎知識などを挙げています。
ボランティアをしてできることとしては、被災地における活動、募金や物資等で応援する活動、NPOや行政などを応援する活動、自らの地域での防災・減災活動を紹介。そして実際に活動するにあたっての計画づくりやマナーについて解説しています。
暮らしのなかでできることだってあります。日常のくらしのなかでの隣人同士のお付き合いを大切にすることこそ、最高の防災・減災活動。そして地域の生涯学習活動に参加するなどして、人と人、人とコミュニティ組織との絆を深めることが大切です。最後に、「志し」を社会のためにエントリーすることを呼びかけています。
ボランティア活動は、無計画な行動ではなく、安全な活動環境、無理のない日程、体力に合った活動が求められます。被災地の復興につながるボランティア活動は、私たちにできることから始めて、続けられるといいですね。
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投稿者 kksblog : 2011年06月26日 23:08