教育家庭新聞社
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同省では、青少年の薬物乱用防止対策の一環として、関連機関などの協力を得て、全国高等学校野球選手権大会、Jリーグのリーグ戦、および全国高等学校総合体育大会などの場での大型ディスプレイを活用した広報啓発映像の放映、全国の高等学校、高等専門学校に広報啓発ポスターの配布などを実施しているところです。

今回は、高等学校生徒及び高等専門学校学生自らが発信源となり、同年代の視点に立った広報啓発活動を実施するように、全国の高等学校生徒および高等専門学校学生から広報啓発映像、ポスターの作品を募集する運びとなりました。

応募資格は、国公私立の高等学校および中等教育学校の後期課程、特別支援学校の高等部、高等専門学校第１～３学年に在籍中の生徒及び学生の作品であることとしています。

応募条件は、広報啓発映像の場合には３０秒以内で映像をまとめること、大型ディスプレイでの放映に耐えうる画質であること、台本を提出できること等が決められています。

ポスターの場合は、主に中高生をはじめとした青少年を対象に薬物乱用の危険性を啓発し、自分の生涯にわたる健康の保持増進、夢の達成のために、薬物の誘いに乗らない、やらないといった強い意志を表現したものに限られます。作品は未発表のもので、１人１点と決められています。

薬物乱用を防止するためには、いろいろな角度からのアプローチが大切です。生徒みずからが自分たちへのメッセージを考える良い機会になるのではないでしょうか。

平成23年度高等学校生徒及び高等専門学校学生による薬物乱用防止広報啓発映像及びポスターの作品募集について：文部科学省