●公立小学校の93%に通報システム~大阪・池田小事件10年で普及 (2011年06月24日)
これは、毎日新聞の調査による結果、わかったことでした。全国の公立小学校の93・4%が、防犯ブザーなど不審者の侵入に備えた通報システムを整備していることが、わかりました。そして、暴漢に対抗する器具のうち「さすまた」(刺股)だけでも、89・7%の学校が常備していることも、わかりました。
調査の方法は、全国アンケート方式で、行われました。調査は、大阪教育大付属池田小乱入殺傷事件(2001年6月8日)の発生10年を機に行われました。
防犯の専門家が、「ポスト池田小」(付属池田小事件後)と呼ぶこの10年で、小学校の防御力が急激にアップしたことになります。
具体的には、通報システムは、2万276校が防犯ブザーや非常押しボタンなど、いずれかを整備していることがわかりました。このほかに、防犯(監視)カメラは32・3%(7013校)が備えており、7年前の文部科学省調査の2・6倍以上に増えていることも、わかりました。
侵入者の感知センサーは、9045校(41・6%)、インターホンは、1万1958校(55・1%)でした。
そして、警備員は、2461校(11・3%)が配置しています。中でも、大阪府が、67・2%(686校)と突出しており、東京都は、36・5%(479校)、兵庫県は、32・8%(261校)と続きます。
不審者の侵入に備える防犯器具としては、さすまた、催涙スプレー、ネットを装備している小学校が多いこともわかりました。
いざという時の備え、やはり、念入りにお願いしたいと感じますよね。
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投稿者 kksblog : 2011年06月24日 02:58