●第35回水の日・水の週間「水の恵み〜東日本大震災を機に考える〜」 (2011年06月23日)
8月1日は「水の日」です。水資源の大切さと、水資源を開発することの重要性に対する国民の理解を深めるために、1977年に国で定められました。さらに8月1日から7日の一週間は「水の週間」とされており、今年度は第35回「水の日」・「水の週間」として関連行事が実施されます。
3月に発生した東日本大震災により多くの地域で断水が起きました。被災の激しい地域では復旧まで2ヶ月もかかったところもあり、また今後計画停電が実施されることで断水が予想されること、原発事故によって飲み水の安全性が脅かされるなど、私たちにとって水がいかに大切であるかを痛感する日々です。そこで今年の「水の日」「水の週間」のテーマは「水の恵み〜東日本大震災を機に考える〜」となっています。
今年の関連行事は、「ウォーターフェア東京」「水の展示会」「ウォーターフェア隅田川レガッタ」など、水について学んだり、水に親しんだりといった参加型のもの、「全日本中学生水の作文コンクール」「水とのふれあいフォトコンテスト」のような作品を募集するものなどがあります。また国土交通省ほか賛同する団体によって、日時を指定して一斉に打ち水をする「水の週間一斉打ち水大作戦」というものも企画されています。
東京の北の丸にある科学技術館では、7月29日(金)〜7月31日(日)の3日間、「水の展示会」が行われます。また8月1日(月)には「水を考えるつどい」として、水の週間関連表彰式およびシンポジウム「水の恵み〜東日本大震災を機に考える」が開催されます。表彰式では水資源功労者、全日本中学生水の作文コンクール、水とのふれあいフォトコンテストの表彰が行われます。
「水の週間一斉打ち水大作戦」は、8月1日(月)から7日(日)の7日間行われます。これについては、「水道水は使わない」「お金をかけない」「涼しげな服装で」といった、打ち水を行うにあたってのルールが設定されています。さらに打ち水の前後に気温を測定するという、「効果を測定する」というルールがもあり、打ち水の効果をはっきりと示すことも目的のひとつとなっています。
今年は節電が呼びかけられていることもあり、プールや打ち水、水分補給など水に頼ることが多くなりそうな気配です。また災害によって、自由に水が使えることのありがたさを痛感したことで、水が大切であるという意識を新たにする人も多いでしょう。この機会に、私たちの生命や暮らしに不可欠な「水」を考えてみませんか。
« 適度な休憩が学習の効果をあげる 一夜漬けは24時間後に記憶が半減 | トップページへ 教育条件整備に関する総合的研究(学校規模研究分野)の調査結果が公開されています »
最新記事一覧
- スポーツ指導者必携! 豊かな心を育み、強い絆をつくる新しい時代のコーチング本(2013年11月23日)
- 「エコプロダクツ 2013」が、東京ビッグサイトにて12月に開催されます(2013年11月22日)
- 関西四大学が入学生を対象に『薬物に関する意識調査』を実施(2013年11月21日)
- グッドデザイン賞受賞の「超変換!!もじバケる特選」、新たに6種類を発売
- メダリストの講演やシンポジウムも 「生涯スポーツ・体力つくり全国会議」(2013年11月20日)
- 秋の「SACLA(サクラ)見学ツアー」最先端研究施設でオイシイ発見をしよう
- キッズ用ブルーライト対策メガネ エレコムより新発売
- クロスリンクマーケティング、子ども向けタブレット端末「Rainbow Pad」、トイザらスで販売(2013年11月18日)
- 教育支援コーディネーター・フォーラム参加者を募集、模擬授業体験や講演も
- 元栄養教諭らが運営する学校給食サイト「おkayu」がオープン
- 大学における教育内容等の改革状況を調査~文部科学省
- 宇宙実験を知る 日本マイクログラビティ応用学会による公開講演・公開展示
- 反転授業の動画とパンフレットを公開 ゼッタリンクス(2013年11月15日)
- 自分らしさを伝え、記入・提出を効率的に~ エントリーシート「OpenES」学生登録開始
- 世界に飛躍できる人材を~進学・留学・キャリアの相談・体験イベントを開催(2013年11月14日)
投稿者 kksblog : 2011年06月23日 07:51