●一層の節電が求められる今年は「スーパークールビズ」環境省から5つの提案 (2011年06月22日)
東日本大震災の影響で、この夏は深刻なで電力不足が予想されています。これまでもエアコンの設定温度28℃の徹底、扇風機の利用やグリーンカーテン、打ち水などさまざまな取り組み等が奨励されてきました。今年は特に電力消費量を抑えるため、オフィスや学校、家庭で努力が求められています。
政府公報オンラインでは、環境省は今年のクールビズ期間を5月から10月に拡大して実施し、6月からはこれまでよりも一歩踏み込んだ「スーパークールビズ」を提案するとしています。「スーパークールビズ」を実施するための5つの提案を掲げ、CO2削減ならびに節電を呼びかけています。
まず一つ目は「室温28℃の徹底」です。自宅やオフィスでのエアコンの設定温度を28℃にすることを徹底し、扇風機の利用やエアコンのメンテナンスによる冷房効率アップなどで乗り切ることを提案しています。次に「ワークスタイル」、欧米で行われているサマータイムのように、勤務時間を朝にシフトさせる、酷暑の時期は会社をあげて休みにするなどが上げられています。ライフスタイルを見直すきっかけにもなるかもしれませんね。
「ファッション」では、ビジネスの場ではマナーとの兼ね合いが難しいものですが、通気性や清涼感を高めた高機能スーツの着用、団扇や扇子などを利用するといった個人でできることも十分にあります。「オフィス」ではグリーンカーテンや、よしずやすだれといった日除けの道具を使うことを提案しています。学校や幼稚園などでは、子どもたちに植物の世話をさせる体験もかねて、グリーンカーテンが積極的に取り入れられています。
最後に「アイデア」。これは、昔ながらの知恵や小さなエコ活動、アイデアグッズなど、「できることは何でも取り入れてみる」というものです。冷却ジェルやクールスカーフなど、効果的に体を冷ます道具や、なすやゴーヤなど、体を冷やす効果のある夏野菜を食事に取り入れるといったことが挙げられています。
震災で大きな被害を被った人たちのことを考えると、震災を肯定することはできませんが、今回私たちはくらしを見直す機会が与えられたとも言えるのではないでしょうか。暮らしのなかのムダを見直し、エネルギーや環境について考えてみてはどうでしょう。これから暑さが厳しくなる中、健康に気をつけつつ努力していきたいですね。
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投稿者 kksblog : 2011年06月22日 11:47