●お年玉「貯蓄する」が最も多い、自分の貯蓄「ある」4割強~5割強 (2011年06月21日)
金融広報中央委員会により、「子どものくらしとお金に関する調査」(第2回)」の結果が公表されています。
おこづかいは、小学生の約8割、中学生・高校生の9割弱がもらっています。小学校低学年(1、2 年)・中学年(3、4 年)の「もらっている」割合は、前回調査(平成17年度)に比べて増加。お年玉は、ほとんどの子どもがもらっており、1万円から5万円が多くなりました。
おこづかいの使い方はさまざまです。小学校中学年・高学年(5、6年)では「まんが」「本や雑誌」の順位が高くなり、中学生・高校生では「友達との外食・軽食代」「休日に遊びに行く交通費」の順位が高くなっています。
お年玉は、「貯蓄する」が最も多い結果となりました。貯蓄以外では、中学生・高校生では「おこづかいで不足する部分にあてる」「特別なものを購入する」が多くなっています。
「おこづかいが足りなくなること」が「ある」と答えたのは、5割弱から7割強。自分の貯蓄が「ある」のは、4割強から5割強でした。また、「おこづかい帳」をつけていない子どもは、7割強から9割弱に上っています。
中学生・高校生のうち、3割前後(関東では6割前後)は「電子マネー」を利用し、6割弱は「ポイント」を利用しています。また、3割弱から5割弱は「迷惑メール」を受信しているなど、消費者トラブルの経験もみられました。
お金に関する意識をみると、「お金をたくさん貯めたい」(7割強から9割強)、「お金よりも大事なものがある」(6割強から9割弱)と思う割合が高くなっています。
金融経済に関する知識では、小学生では「利子」(正答率:3割弱から4割弱)、中学生・高校生では「単利」(4割前後)、「複利」(3割前後)、「インフレ」「デフレ」(3割強から5割弱)、「クレジットカード」(2割弱から4割強)の理解が低い結果となりました。
高校生の用語知識では、「複利」「ペイオフ」「リスクとリターン」「多重債務」の「内容がほぼわかる」割合が低く(1割から3割弱)なっています。
お金に関しては子ども一人ひとりが違う意識をもっています。ただ、大人として、早いうちから正しい情報、知っておくべき情報を伝える努力は忘れずにおこなっておきたいですね。
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投稿者 kksblog : 2011年06月21日 18:46