●被災した子どもたちに芸術を届けよう!文化庁が被災地での芸術活動を支援 (2011年06月17日)
東日本大震災では、東北をはじめとする多くの地域に、甚大な被害をもたらしました。子どもたちもその例外ではなく、家や家族、大切な物を失い、心を傷めている子が数多くいます。子どもたちに笑顔を取り戻してほしいと、これまでにも本や文房具などの物資の支援、スポーツ選手や芸能人、芸術家などが被災地に入って被災者を励ます活動が行われています。
文化庁では、東日本大震災の被災地において、子どもたちを中心に文化芸術活動を提供する事業を実施することによって、子どもたちが健やかで安心できる環境の醸成を図ると共に、円滑な地域の復興に資するため、「平成23年度 次代を担う子どもの文化芸術体験事業」を実施することとしました。
事業実施対象地域は、岩手県、宮城県、福島県を中心とした被災地域で、被災地域の自治体、NPO法人、文化財団などの法人、芸術団体などで組織される実行委員会が国から委託を受け、被災地域になどにおける文化芸術活動へのニーズを把握し、状況や内容に応じた芸術家などを被災地、被災者の避難所などに派遣するというものです。
音楽や演劇、朗読、落語、伝統芸能など、被災地で実施可能な活動を対象とし、派遣事業実施にかかる、講師などの謝金、派遣旅費、講演など諸雑費といった事業費および、事業実施のために必要となる人件費、連絡調整に要する旅費などの必要経費を支援します。実施回数は同一講師による一ヶ所の実施回数は原則として1回とし、講師は芸術家または小グループの団体とします。この事業の実施期間は、平成23年8月1日(予定)から平成24年2月29日までです。
事業に参加する団体などの応募締め切りは6月30日までとなっています。美しいもの、楽しいものに触れて「楽しい」「素晴らしい」と感じた気持ちは、生きるためのエネルギーになります。この事業によって、多くの子どもたちに生きる力が湧いてくるといいですね。
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投稿者 kksblog : 2011年06月17日 10:04