●よりそい「不登校・ひきこもりに対する民間支援団体の活動事例集」 (2011年06月16日)
内閣府による「よりそい~不登校・ひきこもりに対する民間支援団体の活動事例集~」が、ホームページにて公開されています。
それぞれの事例集は、PDFファイルで閲覧することができます。
近年、子ども・若者をめぐり、不登校は小学校で約2万人、中学校で約10万人、ひきこもりは約70万人に上るとされています。そういったことで、社会生活を円滑に営む上での困難を有する子ども・若者の問題は、深刻な状況にあります。
内閣府では、このような状況を背景としての平成22年4月1日に施行された「子ども若者育成支援推進法」も踏まえた上で、民間支援団体において相談業務等に従事する方に参考となる情報を提供するという意味も込めて、民間支援団体の活動事例集を発刊したということです。
活動事例は、全国20団体のものが掲載されています。
たとえば、北海道の「グループホーム ビバハウス」では、元高校教員の安達さん夫妻が、若者たちと10年あまり共同生活を行ってきました。延べ800人が施設で過ごしてきており、現在の支援対象として、ひきこもり、ニート、不登校などの若者の受け入れを行っています。
ほかに、岡山県のNPO法人「リスタート」では、小学生から50歳代まで、対象を限定しない訪問支援が活動のベースとした活動を行っています。それに並行して、ボイストレーニングやウォーキングなどの集団支援、無人島キャンプもある短期集中支援など、ユニークな活動内容が揃っています。
地域に合った活動というものもある一方で、ほかの地域を見て参考にすることも必要なことでしょうね。
« NTTデータが夏休み小学生向けの体験型学習イベントを実施 | トップページへ 凸版印刷と東京学芸大学が、企業・団体と教育現場を結ぶ共同研究を開始 »
最新記事一覧
- スポーツ指導者必携! 豊かな心を育み、強い絆をつくる新しい時代のコーチング本(2013年11月23日)
- 「エコプロダクツ 2013」が、東京ビッグサイトにて12月に開催されます(2013年11月22日)
- 関西四大学が入学生を対象に『薬物に関する意識調査』を実施(2013年11月21日)
- グッドデザイン賞受賞の「超変換!!もじバケる特選」、新たに6種類を発売
- メダリストの講演やシンポジウムも 「生涯スポーツ・体力つくり全国会議」(2013年11月20日)
- 秋の「SACLA(サクラ)見学ツアー」最先端研究施設でオイシイ発見をしよう
- キッズ用ブルーライト対策メガネ エレコムより新発売
- クロスリンクマーケティング、子ども向けタブレット端末「Rainbow Pad」、トイザらスで販売(2013年11月18日)
- 教育支援コーディネーター・フォーラム参加者を募集、模擬授業体験や講演も
- 元栄養教諭らが運営する学校給食サイト「おkayu」がオープン
- 大学における教育内容等の改革状況を調査~文部科学省
- 宇宙実験を知る 日本マイクログラビティ応用学会による公開講演・公開展示
- 反転授業の動画とパンフレットを公開 ゼッタリンクス(2013年11月15日)
- 自分らしさを伝え、記入・提出を効率的に~ エントリーシート「OpenES」学生登録開始
- 世界に飛躍できる人材を~進学・留学・キャリアの相談・体験イベントを開催(2013年11月14日)
投稿者 kksblog : 2011年06月16日 02:02