●地震や津波のメカニズムが実験で分かる! 気象台こども実験講座 (2011年06月13日)
大阪市の西区に「津波・高潮ステーション」という施設では、高潮や、将来に予想されている東南海・南海地震とともに地震、津波発生時の対応などを学べる施設です。大阪の街は海面より低く、高潮や地震に伴う津波などで大きな被害を受ける可能性が高い地域であり、大人も子どもも体験しながら学ぶことで、災害への備えを身につけさせてくれます。
津波・高潮ステーションで、小学校4・5・6年生を対象に、地震や津波、気象に関する現象について、気象台の職員が実験装置を使って分かりやすく説明してくれる「さわってなっとく!?地震と津波 〜気象台こども実験講座2011〜」が開催されます。日時は平成23年8月27日(土)、28日(日)の2日間で、講演が1日2回行われます。
実験講座への参加は無料、事前申込は必要ありません。当日会場にて先着順(各回60名)で受け付けます。気象台の職員が行う実験を見るだけでなく、参加者自身が同じ実験装置を使って実験でき、気象に関する現象にメカニズムを確認することができます。最後に、会場である津波・高潮ステーションを自由に見学する時間が設けられています。
地震・津波は今年3月に発生した、東日本大震災で日本のみならず、世界中の人たちがその恐ろしさを痛感しました。また大震災発生後に、震源地から離れた長野や静岡などで大きな地震が発生したことから、火山帯の上にある日本では、どこでも同様な大きな地震が発生する可能性があること、それに伴う津波や崩落などに見舞われる危険があることを再認識させられました。
大阪は古代より水路を利用して栄えてきたことから「水の都」と呼ばれています。その一方で、地表の高さが満潮時の平均海水面より低い「海抜0メートル地帯」が多い町でもあります。津波・高潮ステーションでは、映像やパネルなどで津波や高潮の起こるしくみ、町や人を守るための取り組みなどについて分かりやすく学ぶことができます。
実験講座は夏休みも終わりの時期です。夏休み最後の思い出作りや、自由研究のネタ、二つ目の自由研究などにしてもいいかもしれませんね。
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投稿者 kksblog : 2011年06月13日 23:18