●ネットエイジアが、大学入試に関する調査を行いました (2011年06月12日)
モバイルリサーチを展開するネットエイジア株式会社で、「大学入試に関する調査」をモバイルリサーチ(携帯電話によるインターネットリサーチ)により実施、国内に在住する15歳~59歳の男女1,000名の携帯電話ユーザーからの回答が、集計されました。
まずはじめに、回答者全員に「2011年3月、大学が被害届けを出し、偽計業務妨害容疑で、大学入試でカンニングをした予備校生が警察に逮捕された」件について、「疑問や違和感を感じることはありますか?」という質問をしてみたところ、「疑問や違和感を非常に感じる」と回答したのは25.7%で、「疑問や違和感をある程度感じる」と回答した44.1%と合わせると7割(69.8%)が、「疑問や違和感を感じる」と回答したこととなりました。
一方、「疑問や違和感を感じない」と回答したのは、30.2%でした。内訳は、「疑問や違和感を全く感じない」が10.5%、「疑問や違和感をあまり感じない」が19.7%となります。
性年代別で比較を行うと、20代女性では75.0%が「疑問や違和感を感じる」(内訳は、「疑問や違和感を非常に感じる」と「疑問や違和感をある程度感じる」の合計となります)と回答したのに対し、20代男性では58.0%であり、同年代であっても性別によって事件の捉え方に大きな差があることが明らかになりました。
年代別で「疑問や違和感を感じる」の回答割合が高かったのは、10代(73.0%)と50代(72.5%)と、それぞれ7割強に達しました。
「大学入試の運営において、社会的に守られるべきこと、大切なことは何だと思いますか?」という質問を全体にしてみたところ、最も多かったものは「試験の公正性」で、80.5%でした。
大半が、公平であるために大切なこと、ということを考えている一方で、そう考えていない人もいることが、気になりますね。
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投稿者 kksblog : 2011年06月12日 01:20