●食料の安定供給、農業の発展、農村の活性化に向けて~農林水産省 (2011年06月11日)
農林水産省が、『平成22年度食料・農業・農村白書』を公表しました。
東日本大震災による被害状況、復旧・復興に向けた対応や、関心の高まっている環境問題解決に向けての食料・農業・農村分野の取組、新たな食料・農業・農村基本計画の下での現場の動向等について、最新の情報に基づきわかりやすく記述しています。
また、昨年開催された「生物多様性条約第10回締約国会議」、「カルタヘナ議定書第5回締約国会議」の成果を紹介し、食品廃棄物の再生利用、CO2の排出削減、環境保全型農業の推進、バイオマスの活用、再生可能エネルギー導入等の取組について記述しています。
まず、食料の安定供給の確保に向けて。不安定性が継続する世界の食料事情と我が国の食料自給率についてや、食料自給率目標達成に向けた取組状況、口蹄疫、鳥インフルエンザの状況について、またWTO、EPA等の国際交渉の状況、食料消費の動向と食品産業・食生活等の今後の課題、食の安全と消費者の信頼確保のための取組についても記述しています。
次に、農業の持続的発展に向けて。農業生産、農業経営体・就業者等の動向を地域別に紹介したり、多様な農業経営体の確保、若者を中心とした新規就農を一層進めることの重要性を記述しています。
そして、農村の活性化に向けた向けた取組について。人口減少・高齢化、活力低下が続く農村地域の動向を踏まえ、地域活性化や集落機能・地域資源維持、都市農業の振興、都市と農村の交流、人材育成、食と地域の「絆」づくりの必要性等について記述しています。
東日本大震災では、岩手県、宮城県、福島県の沿岸部等では、農業分野や食品産業に甚大な被害を発生させました。1日も早く農地の復旧や再建支援などの対応を行なうこと、そして国全体で国産農産物を拡大させ、食料自給率がアップするといいですね。
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投稿者 kksblog : 2011年06月11日 01:20