●親は子どもに新聞を読んで欲しい!ベネッセの「新聞」に関するアンケート (2011年06月10日)
ベネッセ教育情報サイトでは、全国のサイトメンバーのうち小・中学生の保護者を対象に「新聞」をテーマにアンケートを行いました。これによると、約8割が大人向けの一般的な新聞を定期購読しており、約半数が「子どもも読むことがある」と答えています。そして9割以上の保護者が「子どもに新聞を読んで欲しい」と思っているようです。
大手新聞社の多くが、子ども向けの新聞を発行していますが、子ども向けの新聞を定期購読している、かつてしていたと答えたのは約15%でした。その新聞を子どもがどれくらい読んでいるかについては、約3割がほぼ全部読む、半数が拾い読みをすると答え、8割以上が子ども向け新聞は「子どもの役に立っている」と答えています。
かつて子ども向け新聞を購読していた家庭に、購読をやめた理由をたずねたところ、「大人向けの新聞を読むようになった」という理由が多く、その時期は中学生くらいのようです。また、子ども向け新聞を購読していたかどうかにかかわらず、大人向けの新聞を読み始めるのは小学校5学年から増えています。
大人向けの新聞で、子どもはどんなところを読んでいるか、という質問では、「テレビ・ラジオ欄」が最も多く、「特定のマンガ」「天気情報」「スポーツ面」と続きました。逆に読まれていないのは「政治面」「国際面」「社会面」などで、試験の問題に使われる「社説・解説」「特定のコラム」もかなり読まれていない部類に入っています。
またニュースを知る手段として、どのようなメディアを利用するかという質問では、子どもは「テレビ」が8割以上と圧倒的に多く、保護者も「テレビ」が6割、「新聞」と「インターネット」が約2割ずつとなっていました。
テレビでも新聞でも、ニュースで伝えられる内容は同じだから新聞を読まなくても、と考えている子どももいるかもしれません。でも流れる映像や音声でなく、分からないところを繰り返し読んだり、関連する記事を見つけたりすることで、より深くニュース、そして社会の事がらについて知ることができるのではないでしょうか。大人もまず、新聞をいつもよりしっかり読んでみてはどうでしょう。
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投稿者 kksblog : 2011年06月10日 14:05