教育家庭新聞社
教材はこちら

調査内容についてですが、調査対象は、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校及び中等教育学校となっています。調査項目は、司書教諭等状況調査、図書等の整備状況調査、読書活動の状況調査となっています。

調査結果についてですが、以下のようになっています。

司書教諭を必ず置くこととされている１２学級以上の学校での発令状況は、小・中学校では若干の増加、又は前回と同値だったものの、高等学校では若干減少していることがわかりました。

そして、蔵書冊数は、小・中学校では増加しているものの、高等学校では減少しており、学校図書館図書標準を達成している学校の割合は、小・中学校でそれぞれ増加しているものの、その割合は、まだ低い状況となっています。

また、読書活動の状況についてですが、多くの小・中学校において全校一斉の読書活動等が行われるなど、概ね取組が進んでいると、考えられます。

図書館で読んだ本がきっかけとなって、その後何かに繋がっていく可能性もありますし、図書館の存在は大きいですね。

平成22年度「学校図書館の現状に関する調査」の結果について：文部科学省