●桜の健康診断で、日本の桜は昨年より元気と判明~ウェザーニューズ (2011年06月08日)
(株)ウェザーニューズが、全国規模で桜の健康状態をチェックする「桜健康診断2011」を実施し、その結果を公表しました。
携帯サイト「ウェザーニュース」で展開する「さくらプロジェクト2011」内で実施。全国のウェザーリポーターと共に4月10日~5月22日の間で桜の健康状態を調べたところ、今シーズンは46都道府県の全てで健康状態が“優良”であることがわかりました。昨年よりも日本の桜は元気です。
桜の健康診断は、桜の木の下で“日当たり”、“樹形”、“花の咲き方”、“幹の状態”、“樹皮の状態”、“花数の状態”を観察し、それぞれの状態を携帯サイトに選択式で回答。その回答結果を数値に置き換え、総合した結果をもとに、桜の状態を“優良”、“正常”、“やや生育不良”、“生育不良”の4段階で診断しました。
全国的に昨年より桜の健康状態が良くなった都道府県は多く、今シーズンは美しい花が楽しめたようです。震災の影響が心配された東北太平洋側の被災地も桜の健康状態は良く、被災地の方に春の訪れを告げたようです。
健康状態が良かったのは、昨年の夏が猛暑で日照時間が長かったため、花芽を形成する夏に活発に光合成が行なわれ、栄養を蓄えることができたことが要因だと考えられます。また、昨年は台風の発生が記録的に少なかったため、台風による強風や強雨による葉や幹の痛みが少なかったことも、桜にとってよい条件になったようです。
今回の健康診断で日本の桜は元気であることがわかりましたが、桜は傷つきやすく、環境の変化に弱い植物。最近では、カビの一種が原因の伝染病やキノコが発生する病気が見られる桜もあり、定期的に桜の健康状態を確認する必要性が求められています。
宮崎県は、“優良”の中でも最も健康状態がよい“優良(+)”。特に元気な桜が多いことがわかっています。口蹄疫問題で苦しんだ地に美しい桜が多く咲き誇ったことはうれしいですね。被災地をはじめ、全国で今後も春に元気で美しい桜が見られるよう、見守っていきましょう。
« 屋久島の海底鍾乳洞から新種のヌマエビ類を発見! WWFジャパン | トップページへ 「お金」について学べる親子向けの夏休みイベント 徳島県金融広報委員会 »
最新記事一覧
- スポーツ指導者必携! 豊かな心を育み、強い絆をつくる新しい時代のコーチング本(2013年11月23日)
- 「エコプロダクツ 2013」が、東京ビッグサイトにて12月に開催されます(2013年11月22日)
- 関西四大学が入学生を対象に『薬物に関する意識調査』を実施(2013年11月21日)
- グッドデザイン賞受賞の「超変換!!もじバケる特選」、新たに6種類を発売
- メダリストの講演やシンポジウムも 「生涯スポーツ・体力つくり全国会議」(2013年11月20日)
- 秋の「SACLA(サクラ)見学ツアー」最先端研究施設でオイシイ発見をしよう
- キッズ用ブルーライト対策メガネ エレコムより新発売
- クロスリンクマーケティング、子ども向けタブレット端末「Rainbow Pad」、トイザらスで販売(2013年11月18日)
- 教育支援コーディネーター・フォーラム参加者を募集、模擬授業体験や講演も
- 元栄養教諭らが運営する学校給食サイト「おkayu」がオープン
- 大学における教育内容等の改革状況を調査~文部科学省
- 宇宙実験を知る 日本マイクログラビティ応用学会による公開講演・公開展示
- 反転授業の動画とパンフレットを公開 ゼッタリンクス(2013年11月15日)
- 自分らしさを伝え、記入・提出を効率的に~ エントリーシート「OpenES」学生登録開始
- 世界に飛躍できる人材を~進学・留学・キャリアの相談・体験イベントを開催(2013年11月14日)
投稿者 kksblog : 2011年06月08日 06:28