●小中学生が新学期を迎えて心配なことは「交友関係」と「勉強」 (2011年06月05日)
(株)ネットマイルが、小中学生を対象に『新学期についての調査』を実施しました。
進級時、新学期に入ってからの心配事で最も多いのは「交友関係」。「勉強」については学年があがるにつれて不安を感じていることが多いことがわかりました。
学年があがる前に心配だったことは、最多が「友だち」、次いで「べんきょう」がともに半数を超えています。性別でみると、男子は「友だち」より「べんきょう」、女子は「べんきょう」より「友だち」。学年別でみると、「友だち」も「べんきょう」も学年があがるにつれて増加しており、中学生は「友だち」が6割以上、「べんきょう」が7割以上になりました。
新学期に入ると、「友だち」については、「しんぱいなくなった」が半数近くになりますが、1割以上は引き続き思い悩んでいるようです。「べんきょう」については、「しんぱいなくなった」が2割ほどで、「とてもしんぱい」が性別では男の子、学年別では上の学年ほど2割以上不安を残していることがわかりました。
新しい学年で頑張りたい科目は、1位「算数・数学」、2位「英語」、3位「社会」という結果。「算数・数学」と「英語」は学年があがるにつれて増加し、中学生では7割を超えています。新しく始める科目や苦手意識をもちやすい科目において意欲的に頑張ろうとする子どもが多いと言えそうです。
英語については、英語の授業で楽しいことや大変だと思うことについて質問したところ、「単語や発音、文法を覚えるのが難しくて大変」といったネガティブな意見が多くみられたものの、「ゲームをしたり歌をうたったりして楽しい」といった英語の授業を満喫している回答も多く挙げられています。
この春クラスがえを経験した子どもは7割以上。クラスがえをしてよかったことは、「あたらしい友だちができたこと」が全体の55.2%で最も多く、次いで「仲のいい友だちと同じクラスになったこと」、「苦手な友だちと別のクラスになったこと」と続きます。性別では女の子の回答が多く、女の子のほうが友だちとの相性に敏感であることがうかがえます。
交友関係を広げ、さまざまな教科を学ぶことは、すべてこれからの社会で生きていくために必要なこと。新学年も充実した1年で終われるように頑張ってほしいですね。
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投稿者 kksblog : 2011年06月05日 12:52