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社会教育施設の認知度や使用状況を住民に調査~文部科学省 (2011年06月02日)

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文部科学省が、大都市群、中小規模都市群、農村漁村群の住民を対象に、社会教育施設の認知度、使用状況等に関するアンケート調査を実施しました。

社会教育施設とは、公民館、図書館、博物館など。学習機会が多様化する中で、社会教育施設の役割を再検討するためには、住民の認知度、学習参加率、参加頻度等の現状について把握することが必要です。また、子どもを取り巻く環境も大きく変化する中では、学校だけでなく、学校・家庭・地域が一体となり、地域ぐるみで子どもを育て体制を整備する中で、学校教育と社会教育の連携がますます重要となってきます。

調査は、地域において社会教育施設が提供する学習機会の現状を把握するとともに、社会教育施設に対する住民のニーズを踏まえて、今後の社会施設のあり方について検討することを目的として実施されました。

社会教育施設に認知度としては、「施設の具体的な役割・活動内容を知っている」との回答は、公民館が39.8%、図書館が65.1%、博物館が25.4%。使用状況は、「年に数回以上利用している」のは公民館が25.8%、図書館が46.6%、博物館が11.1%。一方で「1年以上使用していない」のは公民館が62.2%、図書館が42.4%、博物館が74.5%でした。なお、公民館は、人口規模が小さいほど、「年に数回以上利用している」住民の割合が高くなる傾向がみられました。

各施設への要望としては、公民館は「気軽に立ち寄れる雰囲気を作って欲しい」が最も多く22.9%、図書館は「蔵書数を増やして欲しい」が32.8%、博物館は「もっと家に近い場所にあると良い」が19.8%で最も多い結果でした。

社会教育施設の利用については、人によって地域によって差があるようです。調査結果を参考に、その地域のニーズにあわせた施設になっていくといいですね。


社会教育施設の利用者アンケート等による効果的社会教育施設形成に関する調査研究報告書:文部科学省



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投稿者 kksblog : 2011年06月02日 05:27


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