KKSブログ: 名人の言葉を文章にまとめる「聞き書き甲子園」高校生参加者募集中です。

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●名人の言葉を文章にまとめる「聞き書き甲子園」高校生参加者募集中です。 (2011年06月01日)

古くから、森・川・海の自然を守り育て、その恵みを受ける中で自然と共生し、持続的に暮らす知恵を培ってきたなかで、森の名手・名人や海・川の名人がいます。高校生がこの名人や名手を訪ね、一対一で向き合い「聞き書き」をする企画が、「聞き書き甲子園」です。

聞き書きとは、名人たちの言葉をメモや録音により聞き取り、それを一言一句文章にまとめる手法をいいます。

今年で10回目を迎える「聞き書き甲子園」の高校生参加者を募集中です。森の名手・名人への聞き書きが30名、海・川の名人への聞き書きが20名の募集です。とても貴重な体験ができる企画ですので、興味がある方は是非参加してみてください。

【募集内容】
参加資格：高等学校に在籍する生徒
募集期間：5月23日～7月4日
募集人員：森の名手・名人聞き書き…30名、海・川の名人聞き書き…20名
応募方法：参加申込書、志望動機作文（400字程度）
参加費：無料

参加者の決定は8月上旬となっており、事前研修、聞き書き取材、来年3月の成果発表フォーラムまで、約8か月のプロジェクトとなります。名人の長い経験から生まれた、一つ一つの言葉は高校生の糧となり、自然と人の暮らしとのつながりを考える、大きなきっかけとなりのではないでしょうか。

造林手、炭焼き職人、木地師、漁師、海女など、自然と関わるさまざまな職種の名人に向き合い、作業手順を見聞きするとともに、名人らの生き方を学びます。

思い出や戦争中の苦労話、仕事への情熱、生きがい、森や海・川への感謝の気持ち……。名人のほとんどは、60代から80代の方々で、高校生にとっては、祖父母ほどの年の差があります。何時間もかけて行われる聞き書き取材は、大先輩である人の人生をまるごと受けとめる作業です。これが完成したら、得られるものが大きいと思いませんか？

林野庁/第10回「聞き書き甲子園」の開催について

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