●学童保育終了に不安を感じても、子どもの様子に8割の保護者は満足 (2011年06月14日)
小学生の子どもがいる共働きの家庭にとって、学童保育は頼りになる存在。ベネッセコーポレーションが学童保育に関するアンケート調査を実施したので、紹介します。
対象は、過去に学童保育を利用したことがある現在小学校5年生から中学生の子どもがいる保護者。学童を利用していたのは18時までが大半で、利用できる子どもの年齢の上限は、「小3」が約半数を占めました。
学童を終了した後は、半数近くが留守番をさせていたようです。しかし、留守番をさせる保護者は、子どもの帰宅時に在宅している保護者に比べて、学童終了について特に不安を感じているようでした。留守番以外にも、塾・習い事、クラブ活動をさせた家庭も3割ほどいます。また、夏休みなどの長期休業期間を心配する保護者の声もあります。
しかし、子ども自身は、学童が終了することについて残念な気持ちは少ないようです。残念に思う割合は、その過ごし方によって異なり、留守番をすることになった子どもに多く見られます。
学童終了後の子どもの様子は過ごし方については、8割近くの保護者が満足しています。理由としては、交友関係が広がったこと、ひとりで留守番ができるようになったことなとが挙げられています。一方、学童終了後に子どもの様子に不満がある保護者は、理由として、ゲームばかりしていること、遊んでばかりいること、一人で遊ぶことになりがちになったといったことを挙げています。
学童保育については、開室時間や施設環境についてなど要望もさまざまありますが、共働きの家庭にとってはありがたい存在です。学童保育が終了する家庭は、親子のルールを作ったり、緊急時の連絡方法を決めておくなど、準備していくことが必要でしょう。子どもと保護者だけでなく、近所との交流や保護者同士で情報交換するなど、子どもに負担がかかりすぎないようにできるといいですね。
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投稿者 kksblog : 2011年06月14日 14:49