KKSブログ: 大学院生の75％が悩み・ストレス抱える　第7回大学院生の生活実態調査

将来の進路や経済的不安が増加

全国大学生活協同組合連合会が行った「第7回大学院生の生活実態調査」の結果が公表されました。

大学院生の75.3％が悩み・ストレスを感じており、その内容は将来の進路や経済的不安が増加しているということです。

進路・就職については、経済情勢の低迷や就職活動の長期化で、将来への不安やストレスが増加しています。
文系院生は「公務員志向」がより一層強まっています。

大学の研究環境にはおおむね「満足」しており、院生の本業である「研究活動」に対する不安は減少傾向にあります。

経済生活については、全体の約3割がお金の悩みを抱えています。親の仕送りや小遣いの金額は減少しており、学費負担者は「親」も「本人」も増加しています。経済的不安から、博士課程への進学より就職を選択する修士課程の人が増加しています。

特に悩み・ストレスに感じること（複数回答）
将来の進路（50.9％）　研究活動８48.7％）　自分の性格や能力（34.2％）

進路を決定する上での不安要素（進学予定者）
金銭面（35.2％）　能力（27.2％）　ライフプラン（17.4％）

進路を決定する上での不安要素（就職予定者）
能力（22.5）　社会情勢(16.7％）ライフプラン（15.4％）　適正（15.0％）

学費負担者（修士課程）
　本人　　文系30.2％　理系13.6％
　親　　　文系63.4％　理系81.4％
奨学金　　文系16.0％　理系12.9％
部分免除　文系10.7％　理系6.0％
全額免除　文系2.4%％　理系2.6％

教育家庭新聞社
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