●動画コンテンツで分かりやすく情報モラルを学ぶ「ネット社会の歩き方」 (2011年05月27日)
財団法人コンピュータ教育開発センターによる教育コンテンツ「ネット社会の歩き方」の平成22年度版が公開されました。このコンテンツは平成12年度、13年度および17年度に開発・改版されたもので、情報モラルについて学年や年齢に応じて分かりやすく学ぶことができます。
今回の改定では、トップページに「小学生」「中学生」「高校生」「先生・大人向け」のボタンが用意され、それぞれの利用者に最適な学習ユニットの検索環境が提供されています。特に「先生・大人向け」のページでは、新学習指導容量によって求められている「情報モラル教育の実施」を支援するため、強化やモデルカリキュラムに対応する学習ユニットを検索できるようになっています。
さらに既存学習ユニットの見直し、新規追加が行われ、新規コンテンツでは、小学校、中学校の道徳の授業で活用できる学習ユニット、社会の変化によって新たに必要と考えられる学習ユニットが用意されています。また新規を含めて50件あるコンテンツには、音声と全画面表示機能が追加されています。
コンテンツでは、子どもたちがネットやメールを使うにあたって、考えられるトラブルをアニメで再現しています。お話が終わると、「どうすればよかったのか」「どのように対処すればよいのか」「いけなかったのはどの点なのか」といったアドバイスが書かれた「まとめ」ページが表示されます。アニメの登場人物のセリフだけでなく、「まとめ」に書かれていることもすべて音声で読み上げられるので、注意を引きつけられそうです。
最後にはコンテンツに関連するサイトのURLが書かれてあり、役立つ外部サイトに接続することもできます。先生・大人向けのコンテンツ一覧には小中高の校種、教科、学習目的、コンテンツの所要時間が示してあり、学習に取り入れるための目安として役立ちます。
情報リテラシーがさらに重要視されてくる時代に、ネットの使い方を知っておくことは必要不可欠となるでしょう。まずは大人がしっかりとこのコンテンツで学習して、子どもたちに何を伝えればいいのかを学習するといいかもしれませんね。
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投稿者 kksblog : 2011年05月27日 13:02