●ぜんそくやアトピー等、「災害時のこどものアレルギー疾患対応パンフレット」 (2011年05月26日)
日本小児アレルギー学会により、「災害時のこどものアレルギー疾患対応パンフレット」が公表されています。
同パンフレットは、主に、避難所でのアレルギーの子どものために作成されています。ライフラインがまだ完全に復旧していないような場所や慣れない場所に疎開している子どもとその保護者のために、日本小児アレルギー学会が専門医とNPO 団体やアレルギー患者親の会と共に作成したものです。
これは、1ページ毎のテーマに関してまとめられているため、パンフレットとして使用することもできますし、各疾患毎に保護者、周囲の人、行政の人に必要な所だけ印刷して利用してもらうことも可能です。
ぜんそくの発作を避けるための注意事項として、「発作の引き金になるものを避ける」こと、「たばこ、たき火、蚊取り線香などの煙をなるべく吸い込まないようにする」こと、「動物に対してもアレルギーの子どもがいるので、動物に近づくと目がかゆくなったり、鼻水が出やすくなるようなら、ずっと一緒にいることは避ける」ことが挙げられています。
さらに、ぜんそくの子どもたちへの配慮のお願いとして、周囲の人々へと行政の人々への項目が記載されています。「ほこり、煙、強いにおいなどが発作の引き金になる」ことや、「発作の予防薬をきちんと使うことの大切さ」、「息が苦しそうな時は早めに受診させる」ことなどが書かれています。
このほかに、上記と同じような項目でアトピー性皮膚炎の子どもたちへの注意事項や配慮のお願い、食物アレルギーの子どもたちへの注意事項や配慮のお願いも掲載されています。
避難所では子どもたちのアレルギー症状が悪化してしまうケースも多々見られるようです。保護者やお世話をする人はもとより、周囲の人や行政の担当者にもよく気を配ってもらうため、こうした情報の周知が重要となってくるでしょう。
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投稿者 kksblog : 2011年05月26日 10:34