●人工衛星と話す場所「宇宙通信所」の施設一般公開を増田・勝浦で開催 (2011年05月24日)
JAXAの「宇宙通信所」は国内に3ヶ所ありますが、その中で鹿児島県の種子島にある増田宇宙通信所、千葉県の外房にある勝浦宇宙通信所が5月28日(土)に施設一般公開を行います。どちらも入場は無料、時間は10時〜16時です。通常の展示室の他に、さまざまなイベントが予定されています。
増田宇宙通信所は、ロケットの打ち上げで知られている種子島宇宙センターと同じ、種子島にあります。地図で見ると縦長の形をした種子島のちょうど中程にあり、合計7基のパラボラアンテナの他、第1観測棟、第2観測棟、衛星レーザ測距観測棟などがあります。
当日はパネルやパソコンゲームを通して、人工衛星と追跡管制について楽しく学べる展示室コーナーや、風力発電、太陽光発電の体験、宇宙服(オレンジスーツ)の試着体験、宇宙食試食コーナーなどがあります。増田宇宙通信所では、人工衛星が正しい軌道や位置、姿勢を保っているかの監視や、搭載している機器が正しく機能しているかを知るデータを筑波宇宙センターに送っています。また、打ち上げられたロケットの追尾や飛行状態の監視をする約割もあります。
勝浦宇宙通信所は、房総半島の南西部にあり、直径13メートル、10メートルのパラボラアンテナ、追跡管理棟などがあります。人工衛星の追跡と管制が主な業務で、打ち上げられた人工衛星からの電波を受信し、人工衛星の位置や姿勢などが正しいかを知り、状況に応じて衛星に対する指令電波を送信することもあります。
こちらの展示コーナーではロケットや「きぼう」、人工衛星などの模型、追跡管制についてのシミュレーション操作ができます。当日のイベントでは、宇宙服試着体験、ソーラーバッタやソーラーカーを作る工作コーナー、環境煮関する標語の募集などがあります。
展示や工作など、大人から子どもまで楽しめそうですね。展示ではどんな働きをしている人工衛星があるのか、それを打ち上げるロケットの仕組みなど、面白く学ぶことができそうです。どちらの宇宙通信所も自然豊かな場所ですし、旅行の寄り道にもいいかもしれませんね。
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投稿者 kksblog : 2011年05月24日 09:45