KKSブログ: 文部科学省のホームページで「国際交流政策懇談会最終報告書」が公開されています

文部科学省では、「我が国がグローバル化時代をたくましく生き抜くことを目指して～国際社会をリードする人材の育成」という考えのもと、国際交流政策懇談会を設置していました。

その「国際交流政策懇談会」の中では、教育交流に加え、科学技術、文化、スポーツ・青少年交流の各分野において、グローバル化時代で、日本が持続可能な成長をするため必要な人材を育成するためには、どうしていったらよいのか？ということについての議論を重ねてきました。

「国際交流政策懇談会最終報告書」は、こうした審議の結果を、最終報告書として、取りまとめられたものです。

「国際交流政策懇談会」が、平成２１年１月、文部科学大臣の私的懇談会として設置されたもので、昨年度末までの約２年間にわたり、有識者で議論が重ねられてきました。

懇談会の下に設置した「ブラジル人学校等の教育に関するワーキング・グループ」（平成２１年１月設置）においては、同じ年の４月に「定住外国人の子どもの就学支援に関する緊急提言」が取りまとめられました。

また、「東アジアにおける教育交流に関するワーキング・グループ」（平成２１年１２月設置）においては、平成２２年７月に「東アジアにおける交流に関するワーキング・グループ最終報告書」が公表されました。

このたび取りまとめられた最終報告書は、各委員による大所高所からの提言を取りまとめたもので、２つのワーキンググループにおける議論や本懇談会における審議を集約、そして、今後の課題や展望を掲げるものとなっています。

年々、国際社会の中で対応していく力の必要性を、強く感じていきますよね。

教育家庭新聞社
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