●被災地の大学に向けeラーニングによる講義、大学の単位認定の支援も (2011年05月06日)
大学eラーニング協議会ならびに、ニフティ株式会社、住商情報システム株式会社は、被災地支援の取り組みとして、eラーニングによる大学向けの講義、教材および大学の単位認定の支援などを行う高度教育基盤の提供を開始することを明らかにしました。
被災地の大学では、校舎・設備の損壊など直接的な被害にとどまらず、計画停電や交通機関の制限など、間接的な影響により、開講時期の遅れや授業回数の確保が困難になるなど、今年度以降の講義、学生の学習に支障が出ることが懸念されています。
この状況を鑑み、大学eラーニング協議会ならびに、ニフティ株式会社、住商情報システム株式会社は、被災学生に質の高い教育機会を提供するため、各団体、各社の持つ技術・ノウハウを集約し、全国の大学で相互に活用可能なeラーニングによる高度教育基盤を構築していく運びとなりました。
高度教育基盤は、大学eラーニング協議会が全体の取りまとめを行い、参加大学が保有する既存講義コンテンツ、授業用の教材およびクラウド上のeラーニング環境自体を自由に利用できる仕組みを構築します。
また、問い合わせに応じてeラーニングを活用した授業実践手法、学生の自学自習支援手法などのノウハウを提供します。4月20日時点で電気通信大学、信州大学、佐賀大学、熊本大学、金沢大学、茨城大学、九州工業大学、法政大学、大手前大学、札幌医科大学、創価大学、北星学園大学、千歳科学技術大学の教材提供が決定しています。
さらに、帝塚山大学が提供するeラーニングシステム「TIES」とも連携を図り、帝塚山大学、札幌大学、創価大学、明治薬科大学、愛知学院大学、名古屋学院大学の教材提供も決定しています。
被災地での学生支援が滞りなく進むよう、積極的に支援の輪を進めていきたいものです。
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投稿者 kksblog : 2011年05月06日 20:39