●「アメリカ・ドイツにおける青少年のインターネット環境整備状況等調査報告書」 (2011年04月29日)
この報告書は、内閣府が公開しているもので、平成22年度分です。
「アメリカ・ドイツにおける青少年のインターネット環境整備状況等調査」は、日本国内外の文献調査、インターネット調査によるもの、また、現地機関への訪問調査によっての情報収集、また、有職者への訪問等による意見聴取、といった方法で行われました。
調査期間は、平成22年6月22日~平成22年12月17日です。
調査項目は、青少年のインターネット利用環境に関する実態(インターネット上の違法・有害情報の現状と青少年の利用状況等に係る統計データ等)について、青少年のインターネット利用環境に関する世論(法的規制に対する意識調査等の把握)について、青少年のインターネット利用環境に関する制度、法および政策とその背景について、青少年のインターネット利用環境に関する民間機関の取り組みについて、です。
調査の目的としては、以下のようになっています。
平成4月1日に施行された「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」においては、法律の施行後3年以内に施行の状況について検討を加え、必要な措置を講ずるよう定められています。
青少年インターネット環境整備法の見直しの検討や同法に基づく施策の効果的な推進に当たっては、青少年のインターネット利用環境に関する施策を積極的に推進している諸外国の現状や取り組み等についての情報を収集し、参考にするため、調査を行ったということです。
国内だけでなく、海外の情報も加味しての対策ということで、期待感もありますが、それだけ情報の行き来が速くて多いということも感じますね。
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投稿者 kksblog : 2011年04月29日 23:02