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乳幼児期の子供に生きる力の基礎を培う!「就学前教育カリキュラム」を配布 (2011年04月25日)

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東京都教育委員会により、「就学前教育カリキュラム」が作成、配布されたことが明らかとなりました。

同教育委員会は、「10年後の東京」への実行プログラム2011および東京都教育ビジョン(第2次)に位置付けたとおり、小学校教育との接続を踏まえて、乳幼児期の子どもに生きる力の基礎を培うために、0歳児から5歳児の発達に応じて確実に経験させたい内容を明らかにした保育・教育課程と具体的な指導例を示しています。

作成の経緯には、近年の子どもの育ちの現状として、「基本的な生活習慣が身に付いていない」「自制心や耐性、規範意識が十分に育っていない」といったことが指摘され、いわゆる「小1問題」への対応が課題となっていることが挙げられています。

さらに、こうした課題への対応を図るために、保育所・幼稚園等においては、小学校教育との接続を踏まえて保育・教育の質を向上させることが望まれていることから、乳幼児期の子どもに、生きる力の基礎を培う保育・教育を充実するために同書が作成されました。

構成および内容としては、第1章に、「生きる力の基礎を培う就学前教育の充実」、「就学前教育カリキュラムの基本的な考え方」、「就学前教育カリキュラムを活用した保育・教育課程の編成」、「就学前教育プログラムと就学前教育カリキュラムの位置付け」と続きます。

第2章では、「保育・教育課程の見方」や「0歳児から5歳児の保育・教育課程」、第3章では、「小学校入門期の各教科等における指導の接続」、「小学校入門期の日常生活における指導の接続」となっています。

今後は、保育所および幼稚園等対象の説明会の実施(平成23年7月予定)や、区市町村教育委員会及び保育所や幼稚園等対象の就学前教育シンポジウムの実施(平成24年1月予定)、就学前教育プログラム及び就学前教育カリキュラム実証研究事業の実施<3年次>(平成23年度)が開かれる予定です。

乳幼児期の子どもの育て方を考えることはとても重要です。未来を背負っていく子どもたちに生きる力をつけてもらうためにも、大人が自主的に何か行動していくことが大切でしょう。

「就学前教育カリキュラム」を作成|東京都



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投稿者 kksblog : 2011年04月25日 10:25


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