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廃棄食材再利用&震災地支援カフェ「リフードア」 名古屋の大学生の取り組み (2011年04月24日)

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名古屋市にある「リフードア」というカフェは、3月30日から4月28日までの期間限定、しかもランチタイムのみの営業をするカフェです。大学生らが運営していて、その食材は十分使えるのに捨てられる売れ残りの野菜や肉をもらい受けて利用しています。それともう一つ、カフェの売上金は東日本大震災支援に送られるというものです。

企画をしたのは京都大学休学中の森雄翼さんで、使われずに大量に廃棄されていく大量廃棄社会への見直しを訴える目的から始まったものです。当初は廃棄処分予定の食材を使った立食パーティを開催し、ケニアの子どもたちの給食費に充てようというものでした。しかし企画途中で太平洋沖地震が発生し、日本の国内でも食べるものに困っている状況がある一方、同じように毎日大量廃棄をされていく食材があることに疑問を感じ、毎日営業できるカフェの開店にこぎつけたといいます。

「リフードア」はバイキング方式で好きなものを選んで食べます。気になるお値段ですが、お食事代はお気持ちです。自分の払える範囲の額を払って、それが義捐金として被災地に送られます。

調理や配膳はもちろん、材料集めも学生ボランティアが行っており、卸売市場やパンや、八百屋、焼き肉店などを学生らが訪ね歩き、廃棄予定されているものを集めています。中には賞味期限まで日数があるにもかかわらず、売れにくくなるという理由で処分されている現実を見てショックを受けているそうです。

期間限定ではありますが、多くの顧客やメディアに注目され一日100人を超すほどの集客するまでになっているそうです。街頭で募金を募るボランティアもいいですが、彼らがやっている「リフードア」の活動は、食育と奉仕を二重に考えられるもので若者のチカラにあふれています。

営利を目的としておらず、学生ボランティアゆえに協力が得やすいという背景があるとはいえ、彼らの活動の成功に心から拍手を送りたいと思います。

学生チャリティカフェ リフードア
http://www.asahi.com/edu/news/TKY201104150256.html



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投稿者 kksblog : 2011年04月24日 23:53


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