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地震後も、家族と「万一の時の連絡方法」決めず~アイシェア (2011年04月15日)

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アイシェアでは、東北地方太平洋沖地震の発生から2週間経った3月23日~24日に、今回の地震のような非常事態について、各家庭でどのくらい対策がなされていただろうか?ということで、アンケート調査を行いました。

回答によると、3月10日以前(地震発生以前)に、防災グッズや非常食などの「万一の備え」を「していた」と答えた人は、全体の9.3%でした。男女の内訳は、男性では8.4%、女性では11.8%と、女性の方がやや多い結果となりました。

とはいえ、全体の90.7%は未対策であったということになります。この未対策だった方々に、3月11日以降(地震発生以降)に備えをしたか?と、尋ねたところ、「した」と答えたのは14.3%で、46.7%が「していないが、今後する予定」としており、39.0%は「していないし、今後もする予定はない」と答えました。ここでも、女性の割合の方が高く、20.8%が地震後に対策「した」としています。

家族間での連絡方法について聞いたところ、3月10日以前に災害用伝言ダイヤルへの録音やTwitterの利用など「万一の時の連絡方法」を、家族間で「決めていた」としたのは、7.4%で、わずかでした。

「万一の備え」とは、逆に男性の対策割合が高く、8.1%、女性では5.6%と、少数でした。そういうことで、全体の92.6%は「決めていなかった」としたわけで、こちらも、未対策者が大多数であったことが、わかりました。

未対策だった方々に、現在の対策状況を聞いたところ、3月11日以降に家族間で「万一の時の連絡方法」を「決めた」としたのはわずか8.1%で、「決めていないが今後決める予定」と答えた人は47.6%、44.3%が「決めていないし、今後も決める予定はない」と答えました。

震災によっての被害の状況は、重々わかっていても、なかなかその時、その場になってみないと実感としてわからないのかもしれませんね。

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投稿者 kksblog : 2011年04月15日 12:37


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