●青少年への有害情報、インターネット上の各種サイトや携帯電話~モニター調査 (2011年04月14日)
内閣府により、「平成22年度青少年有害環境モニター調査報告書」が公表されています。
今回の調査は、全国の青少年育成関係者536名を同事業のモニターに委嘱し、地域あるいはインターネット上などにおいて、青少年の育成上好ましくないと思われる社会環境や、非行・犯罪を誘発する恐れがあると思われる社会環境に関する情報が集められました。
調査期間中に取得した(見た、知った、聞いた)有害情報をたずねたところ、502票の回答が集まりました。性別に見ると、「男性」が65.9%を占めており、年代別にみると、「60代」が最も高く45.2%を占めています。
有害情報の中身は、「インターネット上の各種サイト」(13.1%)、「携帯電話」(12.9%)、「酒・たばこ」(11.4%)が1割を超えていることがわかりました。このほか、「コンビニ・量販店」(8.2%)、「自動販売機」(6.6%)、「カラオケBOX・まんが喫茶・インターネットカフェ」(6.0%)と続きます。
性別にみると、男性は「インターネット上の各種サイト」(16.3%)、「携帯電話」「酒・たばこ」(共に11.8%)、女性は「携帯電話」(15.3%)、「酒・たばこ」(10.6%)、「コンビニ・量販店」「テレビ番組・CM」(共に8.2%)が高くなっています。
年代別だと、40代は「インターネット上の各種サイト」(23.4%)、「携帯電話」(18.8%)、「酒・たばこ」(9.4%)、50代は「インターネット上の各種サイト」(15.7%)、「携帯電話」「酒・たばこ」(共に11.8%)、60代は「携帯電話」(12.3%)、「酒・たばこ」(11.9%)、「自動販売機」(8.8%)となっています。
青少年を取り巻く有害環境(有害情報)に関して、深刻であると思うものをたずねたところ、「携帯電話」(72.5%)、「インターネット上の各種サイト」(70.0%)が7割と高い割合になりました。また、「大麻などの薬物」(47.1%)も4割を超えています。
子どもたちを取り巻く環境は決してベストとは言えません。周りの大人が心配になるのも無理はありませんね。
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投稿者 kksblog : 2011年04月14日 20:51