KKSブログ: スーパーサイエンスハイスクール　平成23年度新規指定校の決定

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●スーパーサイエンスハイスクール　平成23年度新規指定校の決定 (2011年04月26日)

高等学校などにおいて、先進的な理数教育を実施すると共に、大学との共同研究や、国際性を育むための取り組みを推進するスーパーサイエンスハイスクール。文部科学省の指定を受けた学校には、科学技術振興機構によって物品購入、研修・講師費用などの支払い、発表会の企画運営や情報提供など、活動推進に必要な支援が実施されます。

文部科学省は、平成23年度のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定校およびコアSSHの採択校を決定したことを発表し、指定校の一覧などの情報を公開しました。今年度は89校より実施希望調書の提出があり、審査の結果38校が新規指定校として決定されました。さらに理数系教育における中核となる「コアSSH」を新規に20校決定しました。

今年度の新規指定校を含めて、現在SSHは全国で145校、うちコアSSHは29校となっています。文部科学省のSSHに関する発表ページでは、SSHおよびコアSSHの一覧、各校の研究開発課題、SSHについての概要解説を公開しています。各校の研究開発課題を見てみると、地域の特色を活かした内容、附属高校や近隣に大学がある学校、中高一貫校では大学や中学と連携した研究開発や教育プログラムなどを挙げています。

コアSSHでは、各校の研究開発課題の他に「実施希望種」という分類があり、地域の中核的拠点形成、全国的な規模での共同研究、海外の理数系教育重点校との連携に分けられています。海外との連携を行う学校では、交流のある学校や都市との共同研究、合同ワークショップなどが計画されています。

SSHで得られた成果は、地域の他の高等学校にも普及されるということです。理科・科学分野の教育に力を入れている昨今、SSHにかかる期待は大きそうですね。

平成23年度スーパーサイエンスハイスクール(SSH)について：文部科学省

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