●筑波実験植物園で、企画展「つくば蘭展」が開催されています (2011年03月21日)
独立行政法人国立科学博物館、筑波実験植物園で、3月15日(日)から3月21日(月・祝)まで、企画展「つくば蘭展」が開催されています。
筑波実験植物園は、世界有数の野生ラン保存施設となっています。今回の企画展「つくば蘭展」では、この「つくばコレクション」から開花中の貴重な野生種が、約150点公開されています。それに加え、協会団体の方たちが丹精込めて育てられた、普段見ることのできない最新の園芸品種などが約350点、展示されています。
今回は、「香る世界遺産・においえびね」と題し、伊豆諸島でしか見られない蘭、ニオイエビネのすべてが初公開されています。ニオイエビネは、他に類のない高貴な香りと花の美しさのため、高値で取引され、絶滅寸前となったのですが、人工繁殖に成功し復活を遂げつつあるということです。
また、蘭の香りの秘密を体験するコーナー、破滅の恐れのある蘭の生態を紹介する展示など、蘭という植物の不思議さ、おもしろさを知ることのできる内容となっています。
関連のイベントとして、「ランがもっとおもしろくなる日」が、スライドとお話で公開されます。日時は、3月13日(日)の10:30~12:30です。
また、同じく関連のイベントで、「ランの多様性と保全の日」が、お話と実習という形で実施されます。日時は、3月18日(金)の10:00~16:10です。
そのほかにも色々な内容で催しが盛りだくさんになっているので、ぜひ、国立科学博物館のホームページでお確かめください。
蘭をじっくり見るという機会も、なかなかないでしょうし、きれいなものを見て癒される機会になるかもしれませんね。
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投稿者 kksblog : 2011年03月21日 00:17