●デジタル化したフラッシュカードを学校教材に「フラッシュ型教材のススメ」 (2011年03月16日)
カードを高速で大量にめくって(フラッシュ)情報を見せることにより、右脳を活性化させ、右脳を開かせるという教材、フラッシュカード。幼児教育でよく使われますが、中学生、高校生の記憶教材にも活用されています。
旺文社は、デジタル教材サービス事業を展開するチエル株式会社が製作した、小中学校の先生向けフラッシュ型教材のサポート本『フラッシュ型教材のススメ』を刊行しました。「フラッシュ型教材」はフラッシュカードのように、課題を瞬時に次々と提示するデジタル教材で、文部科学省が2009年3月に公表した『教育の情報化に関する手引』で、基礎・基本の習得に効果があるデジタル教材として紹介されており注目を集めています。
学校のICT化が進み、教室に大型テレビや電子黒板が整備され、またノートパソコンとプロジェクターを使うなどすることで、デジタルの教材を利用しやすくなっています。カードを素早く、テンポ良く見せていくことが必要なフラッシュカードを扱うには熟練が必要ですが、デジタル教材なら誰でもすぐに活用することができます。
『フラッシュ型教材のススメ』では、フラッシュ型教材の基礎から知ることができ、実際の教材の例を示しながらその活用法を学んでいきます。さらに付録のCD-ROMには、教室ですぐに使える教科別の「フラッシュ型教材」が収録されています。収録されている教材は、パワーポイントを使って作成されているので、使う先生自身によるアレンジも可能になっています。この教材は、フラッシュ型教材専用サイト「eTeachers」からダウンロードすることもできます。
地道に「覚えること」が苦手な子でも、次々と目の前に現れるカードには興味を引かれそうです。動きが素早い画面をしょっちゅう見ている現代のメディアに慣れた子どもたちにすれば、フラッシュ型教材は格好の教材かもしれませんね。
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投稿者 kksblog : 2011年03月16日 23:13