●多摩大学が社会人基礎力育成グランプリ大賞に輝く (2011年03月10日)
社会人基礎力育成グランプリ2010決勝大会が都内で行われました
経済産業省が提唱する「職場や地域社会で活躍するために必要な基礎的な力『社会人基礎力』」を目指して全国の大学を対象に行われた「社会人基礎力育成グランプリ2011」の決勝大会が、東京の日経ホールで行われ、全国6地区の予選大会に出場した100大学の中から勝ち進んだ8大学が、それぞれの取り組みを発表しました。
取り組みの中で社会人基礎力がどのくらい伸びたのかを中心に審査が行われ、東京ミッドタウンにおける「和紙キャンドル・ガーデン」を実現した、多摩大学村山貞幸ゼミ「日本大好きプロジェクト」が大賞を受賞しました。
『社会人基礎力』とは、「職場や地域社会で活躍するために必要な基礎的な力」として経済産業省が提唱しているもので、「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」の3つの力、12の要素で構成されています。
大賞を受賞した「日本大好きプロジェクト」は日本の伝統文化に触れることで、日本を理解し、日本を好きになってもらうことを目指す活動です。幼稚園、保育園、児童館、高齢者施設などを訪問し、様々な伝統文化の体験教室を行っています。
今回大賞を受賞した取り組みは、東京ミッドタウンで9月18日から26日まで開催された「和紙キャンドル・ガーデン」の企画、運営。1800個の和紙キャンドルで東京ミッドタウンを彩り、5,000人の来場者がお月見を楽みました。実現のため、学生たちは断れながら何度も企画書を作って粘り強く交渉を行い、キャンドルや和紙のメーカーの協力を得て実現にこぎ着けた努力が高く評価されました。
また、準大賞は中京大学「産学連携経営改善プロジェクトを通じた社会人基礎力の向上」と和歌山大学「和歌山らしいホスピタリティを発信する!」が、会場特別賞は京都産業大学「ITを活用した京都学生発!新しい外国人向け観光サービスの創出」が受賞しました。
表彰式で、経済産業省産業人材政策室企画官の林揚鉄氏は「社会人になると課題に立ち向かい解決して行かなくてはいけない。今日、ここでのチャレンジを活かして、これからの課題を乗り越えていって欲しい」とエールを送りました。
また審査委員長の法政大学大学院政策創造研究科の諏訪康雄教授は「社会人基礎力は一生通じて高めていく力です。これからも日本全体、世界を変えていくような実践を進めていって欲しい」と、学生たちのさらなる飛躍に期待を表しました
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投稿者 kksblog : 2011年03月10日 19:40