教育家庭新聞社
教材はこちら

調査は、教員・学校長・保護者・教育委員会・教職課程を有する大学・学生に対しての質問票と、学生・若手教員・高校生・保護者に対するグループインタビューによって行われました。

調査結果の概要ですが、教員・学校長に対しての質問で、「教師の仕事に対する使命感や誇り」について、「とても充足している」と答えた人より「やや充足している」と答えた人が多い結果となりました。

「子どもに対する愛情や責任感」についても、同様の結果となりました。

「子どもの理解力」については、「やや不足している」と答えた人が全体の半数いました。

一方で、保護者に対しての同じ質問で、「教師の仕事に対する使命感や誇り」と「子どもに対する愛情や責任感」については、教員・学校長に対してと同じような割合にありましたが、「子どもの理解力」については、「やや充足している」と答えた人が半数以上いました。

教育委員会に対しての同じ質問では、全体的に「やや充足している」という答えが圧倒的に多くなっています。

教育課程を有する大学では、「教師の仕事に対する使命感や誇り」と「子どもに対する愛情や責任感」については、「やや充足している」が圧倒的に多く、「子どもの理解力」については、半数以上という結果になりました。

見る人の立場によって、ずいぶん違った結果となっているのが、気になりますね。

教員の資質向上方策の見直し及び教員免許更新制の効果検証に係る調査：文部科学省