教育家庭新聞社
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第2位は「小笠原諸島」。「東洋のガラパゴス」と呼ばれ貴重な動植物が多く、世界自然遺産として候補に挙がっている地です。現在14ある国内の世界遺産のうち、自然遺産は３つのみということで期待も高く、選択した理由をみても「日本でも数少ない手つかずの自然が残されている」、「多様多彩を誇る日本の自然の重要な構成要素であり、世界的にも大切な遺産として守っていくべき」というコメントが多く寄せられています。

第3位は「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」。大浦天主堂や浦上天主堂など、長崎県内にある教会、キリスト教に関する史跡や文化財は、日本におけるキリスト教布教の重要な拠点となったものです。選択した理由としては、「建物としての美しさと、日本という仏教中心の文化のなかでの長崎のキリスト教関連遺産は独特で、歴史もある」といったもの。街並みの美しさとキリスト教伝来以降、様々な迫害を受けながらも今日まで受け継がれて来た我が国のキリスト教史という歴史的背景の両面から、世界遺産登録を推薦する意見が挙がっているようです。

4位は「平泉の文化遺産」、5位は「武家の古都・鎌倉」。一方では「特に推薦する箇所がない」という意見や、「世界遺産にならなくても大切に保護するのがベスト」といった意見もあります。日本には、残しておきたい自然、文化はたくさんあると思います。守っていく意識を持ちながら観光したり、子どもたちにも見せて、伝えていきたいものですね。

世界遺産に推薦したい観光地ランキング - フォートラベル