教育家庭新聞社
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２０１２年卒業予定学生の方たちは、先輩達の就職難を目の当たりにし、新聞やテレビなどで厳しい雇用に関するニュース報道を耳にする機会が多くあります。その結果、就職活動開始当初から厳しい経済環境・雇用環境を認識しており、企業選択の際には、景気にかかわらず「安定」「業界上位」といった点を重視する傾向が強くなっています。

また、選社理由として「将来性がある」を挙げる学生が増加するなど、現在業績好調の企業だけではなく、先々の展望が明るい業界や企業を慎重に見極めようとしている様子が、うかがえます。

マイコミでは、２０１２年卒業予定者を調査対象とした「マイコミ大学生就職企業人気ランキング」において、２０１２年卒業予定者の調査結果、文系ランキング（総合・男子・女子）と理系ランキング（総合・男子・女子）各上位１００社が発表されました。

まず、文系の総合ランキングでの１位だったのは、ＪＴＢグループで、こちらは、４年連続１位となっています。男子での１位は、ＪＲ東日本（東日本旅客鉄道）で、こちらは初めて１位にランキングされました。女子での１位は、ＪＴＢグループでした。

理系での総合ランキングで１位だったのは、パナソニックで、こちらは初めて１位へのランキングでした。男子での１位は、パナソニック、男子での１位は２年連続となります。女子での１位は、明治グループ（明治製菓・明治乳業）でした。こちらは、初めて１位にランキングされました。

就職難で、将来が見えにくい時代が、少しでも解消されていってほしいですね。

「2012年卒マイコミ大学生就職企業人気ランキング」調査結果を発表 － 毎日コミュニケーションズ