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●小中学校の校務改善の方向性にかかる調査報告、そして、意見募集~東京都 (2011年02月18日)
東京都教育委員会では、教員の方々が多忙感を抱いている状況を解決するため、校務改善を行うこととしました。
その校務改善の方向性の取りまとめしたものが、東京都のホームページに掲載されています。
教員の方々が多忙と感じる内容は、以下のようになっています。
まず、副校長の業務実態でいえば、学校種別問わず、総業務量が多いため、休日出勤の数も多く、勤務日も休日も、全体の約60~70%の時間を校務・調査に費やしているということです。
教員としての本来の役割に注入しているか?というと、校内の役割分担を明確に規定していなかったり、校内での役割分担が適正化されていなかったり、ということがあります。
また、教員としての「スキル」の面では、研修やOJTを十分に活用できておらず、加えて、日々能動的に業務について学ぶ機会に乏しい、ということです。
そして、効率的な業務のやり方になっているか?というと、業務全般的にやり方の改善余地が大きく、国・都・区市町村間の連携・配慮不足も負担感の一要因となっているようです。
今後は、区市町村教育委員会と東京都教育委員会との合同検討会議「校務改善委員会(仮称)」を設置、今年度の研究成果を検証するモデル事業を平成23年度に実施するということです。
少しでも効率よく、第一に子ども達のことを考えて、しっかりと携われる教育者の方々の姿が、求められますね。
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投稿者 kksblog : 2011年02月18日 14:22
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