●関東では例年より静電気が多かった?ウェザーニューズの「全国静電気調査」 (2011年02月16日)
この季節、寒いからとあわてて鍵を開けてドアノブをさわると「バチッ」とくること、ありますよね。ありがたくない冬の風物詩、静電気について、ウェザーニューズ社が全国調査を行いました。
ウェザーニューズ社の「冬企画」の一環として行われた「全国静電気調査」によると、冬の期間、日本人一人当たりが一週間に感じる静電気の数の平均は、なんと104回にものぼるそうです。また、静電気の発生は関東で多く、北陸や東北の日本海側では少ないようです。
一週間のうちに線電気を感じた回数を都道府県別に見てみると、最も多かったのは茨城県、次いで群馬県、栃木県、千葉県、埼玉県と続き、上位を関東地方が占めています。その他の上位の県を見ると、関東や西日本で発生回数が多くなっています。今冬12月から1月にかけては晴天がつづき、関東では1ヶ月以上乾燥注意報が出るなど、静電気が発生しやすい環境であったことがもたらした結果だと考えられます。
逆に下位の都道府県を見てみると、最下位は富山県、次いで秋田県、福井県と雪の多い地域が並びます。この地域ではこの冬記録的な豪雪に見舞われており、雪による湿気が静電気の発生を抑えたと考えられます。全体の平均回数は昨年よりも少ないのですが、今年は気候による地域差が大きいのか、上位にランクインした県ほど静電気の発生が「例年に比べて多い」と答えた人も多くなっています。
ドアノブに触るときや、フリースを脱ぐときなど「バチッとくるかも」と予想がつくことがありますよね。「静電気が来そうだと感じる直前に分かりますか」という質問に対して、「大体分かる」「時々分かる」と答えた人を合わせると、7割以上の人が静電気を事前に察知しているようです。沖縄県、富山県では「分からない」という回答が多くなりましたが、静電気の発生回数の結果を照合すると、この2県は発生が少ないという結果でした。「バチッ」に遭遇する機会が多いことで、事前に察知する能力が身につくのかもしれません。
ウェザーニューズ社のアンケートは、今回の静電気のような身近な現象や事柄を題材にしているものが多いので、興味を持って読むことができます。これを参考に、クラスや学年、学校でアンケートを取ってみる学習をしてみると面白そうですね。
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投稿者 kksblog : 2011年02月16日 10:25