KKSブログ: 文部科学省の、新規大学卒業予定者等の厳しい就職環境を踏まえた支援の強化

文部科学省では、このたび「新卒者雇用・特命チーム」を発足し、厚生労働省、および、経済産業省とともに、大学生等に対しての、就職のための支援を行うこととしました。

「新卒者雇用・特命チーム」では、就職の未内定者に対し、「卒業前最後の集中支援」といったものを、とりまとめ、大学等のキャリアカウンセラーと大卒就職ジョブサポーターとの一層の連携の促進や、雇用促進のための奨励金の拡大など、就職支援の対策として実施していきます。

今春卒業予定の大学生等の就職内定率が、１２月１日現在６６．３％となるなど、学生をめぐる就職環境は、依然として大変厳しい状況です。

政府として、これまで、９月１０日に閣議決定された「新成長戦略実現に向けた３段構えの経済対策」等に基づいて、関係府省が連携しながら政府一丸となり、新卒者等の就職支援に取り組んできており、その流れで、このたびの「新卒者雇用・特命チーム」の発足、そして、「卒業前最後の集中支援」とりまとめとなりました。

また、「新卒応援ハローワーク」が、新卒者等が利用しやすい専門のハローワークとして、現在、全国５６箇所に設置されています。

「新卒応援ハローワーク」では、新卒者等に対するセミナーや求人の紹介のほか、学生の希望に応じて、担当者制による、就職までの徹底した支援が実施されています。

厳しい時代ですが、政府の支援や学校の支援で、学生の方たちにとっての将来が、しっかりと見えるようになってほしいものですね。

教育家庭新聞社
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