●少年のインターネット利用環境の現状と、具体的な提言 総務省 (2011年02月13日)
総務省は、2月7日にこれまで検討してきた「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備に関する中間報告を発表しました。青少年が安心してインターネットを使用できる環境づくりのため、総務省では平成21年より「利用者視点を踏まえたIGTサービスに係る諸問題に関する研究会」を開催し、法律整備や、施工後の現状分析をし、今までの取り組みを検証しながら、今後の在り方について話し合ってきたものです。
22年9月には、青少年インターネットワーキンググループを検討の場として設け、「青少年が安全に安心しインターネットを利用できる環境の整備に関する中間報告」が纏まりました。
少年のインターネット利用環境の現状と、具体的な提言について取りまとめられてあります。平成21年に法整備はされたものの、いまだ整備途上であり環境の整備について具体的な提言がされています。
施策は次の5つの基本的な考え方にそってなされる場木であるとしています。
(1) あらゆる機会を利用して、青少年のインターネットを適切に活用する能力の向上を図る施策を行う。
(2) 青少年有害情報を閲覧する機会をできるだけ少なくするための施策は、インターネット上の自由な表現活動を確保する観点から、受信者側へのアプローチを原則とする。
(3) 関係者は連携協力して保護者を補助する各々の役割を果たさなければならない。
(4) 民間による自主的かつ主体的な取組を尊重し、これを更に行政が支援する。
(5) いかなる情報が青少年有害情報であるかは、民間が判断すべきであって、その判断に国の行政機関等は干渉してはならない。
総務省は、今後も引き続き、青少年のインターネット利用に関する検討を進めるとしています。
インターネットの世界は経験値の少ない世界であり、予測できないような功罪が出ている両刃の剣です。安心安全なインターネット利用の環境は、判断能力の少ない青少年には必要な環境整備ですね。
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投稿者 kksblog : 2011年02月13日 12:25