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●学校施設のCO2の排出量を瞬時に計算するプログラムを開発 (2011年02月07日)
国立教育政策研究所が、学校施設が排出するCO2の量を瞬時に計算するパソコン用プログラム『学校施設のCO2 削減設計検討ツール(略称:FAST)』を開発しました。
近年の地球温暖化の対策の一環として、学校施設における環境対策が求められています。そのため『FAST』は、老朽校舎を大規模改造する際に、どのような環境対策を実行すれば、どれだけCO2の排出量を削減できるかを瞬時に算出するプログラムとなっています。
まず、『FAST』を使用することにより、あらかじめ用意した11種類の環境対策メニュー(断熱化、省エネ型冷暖房、省エネ型証明、太陽光発電等)からの選択で、改修設計を始めるまえにCO2の排出量の削減予想を計算することができます。しかも、これまで設計事務所などに委託しなければできなかった複雑なCO2の排出量の削減予想を誰でも瞬時に算出できます。
日本全国を対象に地域の気象特性を反映した計算を実行。全国842地点の過去10年分の気象データを内蔵していることから、全国どこでも過去の実測値に基づくシミュレーションが可能となっています。
近日中に全国の都道府県および市町村教育委員会に、パソコン用プログラムを操作マニュアルをセットで配布する予定です。便利なプログラムが広く利用され、エコ改修が進むといいですね。
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投稿者 kksblog : 2011年02月07日 22:03
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