●平成23年度センター試験実施結果の概要発表 受験者・利用校共に最多 (2011年02月06日)
1月15日、16日の2日間にわたって行われた、平成23年度の大学入試センター試験。今年は日本海側の地域などで大雪にみまわれたことから、交通機関のトラブルも各地で相次ぎました。これによって試験の開始時間を繰り下げたり、試験開始に間に合わなかった一部の受験生が開始時間を遅らせて別室で受験したりと、さまざまな影響が出たようです。
独立行政法人大学入試センターは、平成23年度大学入試センター試験実施結果の概要を公表しました。これによると今年度のセンター試験志願者数は558,984人、受験者数は527,793人と、いずれも前年度より5千人以上増加して過去最高となっています。また前年度と比べて欠席者数が少なく、受験率が94.08%から94.42%と増加しました。
入学選抜にセンター試験を利用する大学・短大は828校でこちらも過去最多となりました。受験科目数は7科目受験者が最も多く36.6%、次いで3教科受験者が20.1%でした。私立大学や短期大学でセンター試験での選抜を行う学校が増えていることで、3科目受験者が多くなっていると考えられます。
2006年より導入された、ICプレーヤーを使っての英語リスニング試験ですが、昨年と比べてトラブルは少なく、試験を中断して「再開テスト」を受けた受験生はおよそ半分程度だったようです。しかし平均点は前年度より4.22点低く、25.17点(50点満点)でした。
今回最も平均点が高かったのは、外国語の韓国語で149.89点(200点満点・100点満点換算で74.94点)で、最も低いのは数学IIで31.73点(100点満点)でした。社会科、理科で選択科目による平均点の差が問題になることがありますが、今年度は公民で倫理(69.42点)と政治・経済(58.97点)の差があったものの、得点調整は行われませんでした。
まだこれから二次試験を控え、気が抜けない受験生も多いでしょう。立春を越えて、地域によっては寒さが緩んでいるところもありますが、気を抜かないで健康管理をしっかりとして、本番に挑んでもらいたいですね。
平成23年度大学入試センター試験実施結果の概要
センター試験、52万人が受験 最多の828校が利用:asahi.com
センター試験、15科目で平均点上昇:YOMIURI ONLINE
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投稿者 kksblog : 2011年02月06日 20:55