●特定の課題「小学校音楽・中学校音楽」に関する調査が、行われました (2011年01月25日)
この調査は、文部科学省国立教育政策研究所教育課程研究センターが、全国の小学校、中学校の協力を得て「特定の課題に関する調査」を実施しているものです。調査は、児童生徒の学習の実現状況を把握し、教育課程や学習指導の改善に役立てるために行われます。
このたび、平成20年度に実施した小学校音楽、および、中学校音楽の調査結果の概要をまとめたパンフレットが公開されています。
実施した調査は、以下の内容です。
まず、「音楽についての学力調査」として、基礎的・基本的な知識、感じ取って工夫する力、音楽表現の技能、鑑賞する力の実現状況を把握するための調査を行いました。内容は、小学校では「リズムづくり」、中学校では「歌唱」などの実技調査とペーパーテスト、そして、学習内容に関連した児童生徒の意識や、教師の指導の実際等に関する質問紙調査も、実施しました。
全国規模の音楽科の学力調査は、小学校では42年ぶり、中学校では初めての実施となります。また、実技調査は、初めて実施するものでした。
今回の調査は、ビデオやコンピューターを用いた映像や音声を伴う出題を工夫し、児童生徒が興味をもって取り組めるようにすることなど、配慮された上で、行われました。
調査対象学年は、小学6年生、および、中学3年生で、時期は、小学校では、平成20年12月3日~平成21年2月27日、中学校では、平成20年10月1日~平成20年11月28日で、全国の国公私立学校から無作為に抽出され、行われました。
学校の授業での音楽が、将来、気軽に音楽を楽しむようになるきっかけや、創作・工夫といった能力に繋がることになれば、いいですよね。
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投稿者 kksblog : 2011年01月25日 11:26