●公立高等学校における教育課程の編成・実施状況についての結果 (2011年01月24日)
文部科学省では、高等学校教育に関する政策の企画・立案・評価のために、公立高等学校における教育課程の編成・実施状況についての調査を実施しています。このたび平成22年度についての結果をとりまとめ、発表しました。
A票:教育課程編成・実施状況全般について
B票:外国語活動・外国語学科について
これによると、学校設定教科、学校制定科目の開設状況は増加しています。学校設定教科については、普通科31.2%(H19には21.9%)、専門学科24.9%(同16.0%)、総合学科98.7%(90.9%)でした。
義務教育段階での学習内容の定着を図るための、「標準単位数を超えて増加して配当した教科」の調査では、国語・数学・外国語が高い割合を占めているということです。
普通科高校:国語16.4%・数学14.6%・英語18.5%
専門学科高校:国語12.4%・数学10.6%・外国語9.9%
総合学科:国語9.6%・数学16.8%・外国語22.1%
外国語活動・外国語学科については、英語担当教員同士が認識を共有し、共通の指導体制のもと指導に当たっている割合は、ほぼ90%と高い水準を保っています。
オーラルコミュニケーション・・・86%
英語Ⅰ・・・92%
総合英語・・・92%
異文化理解・・・90%
英語教諭および生徒の英語使用状況では、共通の指導体制のもと指導に当たっている学科の方が教員・生徒共に英語の使用率は高くなっている結果がでました。
ますますグローバル化が進むと予想される社会において、英語をはじめとする外国語の重要性は増してくるはずです。次世代をになう若者には、多くを学び多くを経験し、多くを考える力を身につけて欲しいものです。
« 内閣府実施の子ども若者施策についての情報をメールマガジンで配信 | トップページへ 特定の課題「小学校音楽・中学校音楽」に関する調査が、行われました »
最新記事一覧
- スポーツ指導者必携! 豊かな心を育み、強い絆をつくる新しい時代のコーチング本(2013年11月23日)
- 「エコプロダクツ 2013」が、東京ビッグサイトにて12月に開催されます(2013年11月22日)
- 関西四大学が入学生を対象に『薬物に関する意識調査』を実施(2013年11月21日)
- グッドデザイン賞受賞の「超変換!!もじバケる特選」、新たに6種類を発売
- メダリストの講演やシンポジウムも 「生涯スポーツ・体力つくり全国会議」(2013年11月20日)
- 秋の「SACLA(サクラ)見学ツアー」最先端研究施設でオイシイ発見をしよう
- キッズ用ブルーライト対策メガネ エレコムより新発売
- クロスリンクマーケティング、子ども向けタブレット端末「Rainbow Pad」、トイザらスで販売(2013年11月18日)
- 教育支援コーディネーター・フォーラム参加者を募集、模擬授業体験や講演も
- 元栄養教諭らが運営する学校給食サイト「おkayu」がオープン
- 大学における教育内容等の改革状況を調査~文部科学省
- 宇宙実験を知る 日本マイクログラビティ応用学会による公開講演・公開展示
- 反転授業の動画とパンフレットを公開 ゼッタリンクス(2013年11月15日)
- 自分らしさを伝え、記入・提出を効率的に~ エントリーシート「OpenES」学生登録開始
- 世界に飛躍できる人材を~進学・留学・キャリアの相談・体験イベントを開催(2013年11月14日)
投稿者 kksblog : 2011年01月24日 15:48