●平成22年度「全国学校給食週間」は、1月24日~1月30日までです (2011年01月19日)
文部科学省は、昭和25年より、学校給食による教育効果を促進する機運を高める観点から、冬季休業と重ならない1月24日から1月30日までの1週間を「学校給食週間」としています。
日本での学校給食は、明治22年に初めて実施されて以来、各地に広がっていきましたが、戦争のためにいったん中断されてしまいました。
戦後、食糧難による児童の栄養状態の悪化を背景に、学校給食実施の必要性が叫ばれるようになり、昭和21年6月に、米国の民間団体でありアジア救済公認団体であるララ(Licensed Agencies for Relief in Asia)より、給食用物資寄贈の申し出があったことも踏まえ、昭和22年1月から学校給食を再開しました。
これを受け、同年の12月24日に、まず試験的に、東京、神奈川、千葉の三都県で、児童約25万人に対し、学校給食を実施することとなり、同じ日、東京都内の小学校にて、ララからの給食用物資の贈呈式が行われました。
それ以来、この12月24日を学校給食感謝の日と定めていました。しかし、昭和25年に、ララ、ユニセフなどによる給食用物資の寄贈に対する感謝の意を表するとともに、学校給食が戦後再発足した意義を考えて、その将来への発展を期し、また、学校給食による教育効果を高める観点から、あらたに1月24日から30日までの1週間を「学校給食週間」としました。
「学校給食週間」発足の由来を知ることも大切ですし、子ども達の成長を助ける意味で、大切にしたい週間ともいえますね。
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投稿者 kksblog : 2011年01月19日 13:43