●理科教員向け「クロスカップリング反応」化学実験講座も ノーベル賞関連事業 (2011年01月18日)
国立科学博物館により、ノーベル賞110周年および世界化学年にちなむ関連事業が実施されることが明らかになりました。
まず、皮きりに、2010ノーベル賞受賞記念展が、現在開催中となっています。また、2月には現職理科教員をおもな対象に、今回の受賞テーマである「クロスカップリング反応」をテーマとする化学実験講座が開催される予定です。
今回の関連事業は、ノーベル賞が創設されて110周年にあたる節目の年であり、同時に国連が定める世界化学年に重なることや、ノーベル賞の日本人受賞者が続いて国民的関心が高いこと、昨年の日本人受賞者2名が化学分野から選ばれたことが背景となっています。
展示では、2010年ノーベル化学賞の2人の受賞者について、その素顔や業績について、解説パネルによって紹介されるほか、改めてノーベル賞に関して広く理解を図るために、ノーベル賞そのものの歴史や意義、過去の日本人受賞者の素顔や業績も紹介されます。
また、「クロスカップリング反応」についても、その産業への応用例として液晶パネルを例に取り上げ、この技術を用いた原料から製品までのプロセスを実物の資料を用いてわかりやすく解説されています。
開催日時は、12月21日から2月27日までとなっています。会場は、国立科学博物館上野本館の地球館2階です。
ノーベル賞の快挙は、国民的大ニュースになりました。子どもたちにノーベル賞のことをもっと知ってもらうためにも、理科教員をはじめ、まずは先生方からこのような展示を活用してみてはいかがでしょう?
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投稿者 kksblog : 2011年01月18日 16:08