教育家庭新聞社
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「現在交際相手がいない」割合は全体で77%、特に男性は83.7%と昨年より大きく増加しています。その中で49.3%が「これまで彼女はひとりもいない」と答えています。また結婚をしたいかについて、女性は84%に対し、男性は78.3%と消極的でした。

その理由として、「経済的不安」を挙げる人が多く、不況が結婚志向に影響を与えているようです。一方女性は「結婚には女性の収入も重要な条件」と答える人が多く、女性の方が現状を踏まえつつも結婚を考えていることがうかがえます。

恋愛・結婚以外にも「これからの時代に英語は必須」「短期でもいいので海外留学をしてみたい」という質問に対して男性より女性の方が積極的な傾向がみられ、「視野が広がる海外よりも、言葉が通じて安心な国内旅行がいい」「自分はどちらかというと植物的」といった意識が男性の方が女性より高くなっています。

また「現在の日本では大人になることはリスクが大きい」と思う人が増えており、「仕事だけの人生はいやだ」と答える人が減っています。20歳、今現在短大や専門学校に在籍して就活を終えた人、まだ就活中の人、大学でそろそろ就活が迫ってきた人、など就活に対する不安、社会に出ることへの不安を感じることが多い年齢かもしれません。その不安が安定志向、内向き志向に繋がっているのかもしれないですね。冒険しないことも人生の選択としてありですが、若者がアグレッシブでない社会は、何だかつまらない気がしませんか。

2011年新成人意識調査：オーネット