●千葉県・富山県・愛知県は、中学校の完全給食率100% 文部科学省より (2011年01月15日)
文部科学省は、平成21年度学校給食実施状況調査の結果を発表しました。小学校での完全給食(主食・副食・牛乳)の実施室は99.2%であるに対し、中学校での完全給食を実施しているのは81.6%であり、中学における完全給食の実施が増加しているものの小中ではいまだ17ポイント以上の差があります。
平成6年に打ち出された食育推進基本計画で、教材としての給食の普及と充実を通知し、学校給食の完全給食の実施を努力目標としてきました。
。より大きなばらつきがあります。千葉県、富山県、愛知県は100%の実施をしていますが、大阪府では7.7%、神奈川県は16.1%と少ない結果です。
今後は完全給食を実施していない自治体に対し、「食育」の実施状況を調べたいとしています。
給食費については、全国平均は4098円~4682円(月/小学低学年~中学校)です。給食費が一番高額なのは長野県で4756円~5509円、最低が大阪府で3505円~4118円でした。
成長期にある子どもたちにとって、食事はとても大切なものです。バランスのとれた食事は、体ばかりではなく心の成長にも必須のものです。中には朝食を食べない子、弁当代として与えられたお金でおやつなどを購入し、昼食を水で済ますというような現象もあるそうです。豊かな食事をとって、健やかな成長をしてほしいものです。
完全給食を実施して、昼食だけでもバランスのとれた食事の確保が必要なケースもあるようです。完全給食の実施と、給食費未納問題は今後もいたちごっこを続けることになるのでしょうか?
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投稿者 kksblog : 2011年01月15日 22:48