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総合的な学習の時間で、今、求められる力を高めるために~文部科学省 (2011年01月06日)

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「総合的な学習の時間」は、児童・生徒が自発的に総合的な課題学習を行なう時間で、体験学習や問題解決学習などを重視し、学校・家庭・地域の連携を掲げているものです。変化の激しい社会に対応して、自ら課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、よりよく問題を解決する資質や能力を育てることなどをねらいとしています。

しかし、総合的な学習の時間の課題としては、大きな成果を上げている学校がある一方で、当初の趣旨・理念が十分に達成されていない状況もみられるようです。そこで文部科学省は、『今、求められる力を高める総合的な学習の時間の展開』(小学校編)(中学校編)を作成しました。

この書では、総合的な学習の時間にかかる計画の基本的な考え方や具体例、学習指導および総合的な学習の時間を推進するための体制づくりなどについて、わかりやすく解説。また、優れた実践事例も掲載してあります。

学習指導要領の改訂が行われましたが、そこでも総合的な学習の時間の必要性・重要性は再認識され、教育課程に明確に位置づけられることになりました。これからの知識基盤社会やグローバル社会においては、課題発見、解決能力、論理的思考力、コミュニケーション能力などの実社会や実生活で活用できる能力が不可欠なものであることは言うまでもありません。そのためにもこれまで行なわれていた総合的な学習であることに加えて、探究的な学習をすることが重要な役割になるようです。

学校によって成果に差があることがなくなるように、求められる力を身につける授業が展開できるように、このような資料を参考に指導が行なわれ、変化の激しい社会で今の子どもたちの“生きる力”となるといいですね。


今、求められる力を高める総合的な学習の時間の展開(中学校編):文部科学省
今、求められる力を高める総合的な学習の時間の展開(小学校編):文部科学省



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投稿者 kksblog : 2011年01月06日 00:44


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