教育家庭新聞社
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現在、日本の大学では、ICTを活用する学習環境の基盤となる学習管理システム（LMS）の普及が進んでいます。そこで『CoursePower V1』は、これまでのLMS機能を強化し、大学の授業体系に合わせて授業単位での総合的な情報管理を実現。わかりやすい操作性で、全学で日常的に使える製品となっています。

製品の特徴としては、まず教員や学生がサーバに教室や自宅からアクセスし、その授業で提供される教材を学習し、その履歴を振り返ることができること、授業の出席受付を携帯電話から行なえることで、授業運営の利便性を高めます。

学生としては、授業の進行にともない、教材やレポート、テスト結果などの授業の記録が系統立てて蓄積されるので、自己の学習の振り返りや自己分析などを容易に行なうことができます。

教員としては、学生の学習状況をタイムリーに把握できるため、学生の能力に応じたきめ細かい指導ができます。また、蓄積された学習成果の分析から、さらなる授業改善につなげることができます。

日本の大学は、国際社会においては、大学としての国際競争力をつけることはもとより、学習成果を重視する国際的な流れを踏まえ、大学卒業までに学生が最低限身につけるべき能力の維持・向上が必須とされています。そのためには、ICTを活用し、授業方法や授業内容の改善、成績評価の透明性といった、教育の質の向上が求められており、その質を保証するシステムの構築が必要となります。企業の協力なしでは実現できないこと。『CoursePower V1』は、大学で求められる運用に対応した機能の搭載で、大学の教育力の向上に貢献するのではないでしょうか。

大学向け授業支援システム「CoursePower V1」を販売開始 : 富士通